歯や歯ぐきを押すと痛い、触ると痛い原因と治療法|クローバー歯科

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6. 歯や歯ぐきを押すと痛い、触ると痛い

⇒この場合は、原因が4つ考えられます。

 

原因1: 一番よくあるのは、歯周病です

歯周病になってしまうと、歯茎が腫れてきます。
また、歯のまわりの骨も溶けてきます。
歯周病には段階がありますが、中くらい以上に進行した歯周病の場合、腫れてしまった歯茎を押したりさわったりすると痛みがでます。

また、中くらい以上の歯周病では骨もある程度溶けてしまいますので、その状態で歯を指や舌で押してしまうと、痛みが出てしまいます。

歯周病

歯肉炎から歯周病へ病状が進行

● 治療法

歯周病の治療になります。
歯周病は日本人が歯を失う最大の原因です。
早めなら治ります。必ず早めに治して下さい。進行すると治りにくくなります。

⇒ 詳しくはこちら
 

原因2: 歯の根っこの先に膿がたまっている

● この場合の原因

この症状は、差し歯やかぶせ物に起こることが多いです。差し歯やかぶせ物は神経を取った後にする処置ですが、神経の無い歯は、免疫力が無いのでばい菌に感染しやすいのです。

感染が起こると、歯の根っこの先っぽに膿がたまり、歯や歯の根っこのあたりを押すと痛むんです

神経の無い歯は虫歯になりやすくなる

● 治療法

この根っこの先に溜まった膿を出したり、根っこの内部を掃除して消毒して、ばい菌を除去します。
ばい菌がいなくなったら、再びかぶせ物をします。

この手の感染は早めに治療をされてください。

理由は、
@感染が進んでしまうほど、治療の期間や回数、治療費が増えてしまうこと、
A自然には治らず、放っておくと歯を抜かないといけなくなること、
Bばい菌が血管を通じて全身にまわってしまうからです。

歯の根元に膿が溜まっている様子
▲矢印の部分に膿が溜まってます。

歯の根っこの治療

 

原因3: 歯の根っこにヒビが入ってたり割れたりしてる

歯にヒビが入るとかあまりイメージできないかもしれませんが、歯は結構ヒビが入ります。若い方でもよく起こります。 ヒビが入るのは、神経の無い歯のかぶせ物に起こることが大半です。

原因は、神経の無い歯は歯に血が通ってないため、血流を通じて歯に栄養が来ないので、歯の強度が落ちてるからです。 (神経は正式名は「歯髄」と言って、神経と血管が通っています。)

強度が落ちてる歯で毎日固いものを食べるわけですから、ヒビがいってしまうんです。

そして、ヒビが入った歯で噛むと当然痛いんです。

歯周組織の構造

具体的なヒビの例

歯に入ったヒビ
歯に入ったヒビ
歯根が割れているレントゲン写真
歯にヒビが入っているレントゲン写真

● 治療法

歯の根っこにヒビが入った場合は、ヒビの位置によって治療法が変わります。

@ヒビが根っこの上の方に少しだけ入ってる場合はヒビを接着剤のような補強剤で埋め、根っこの中に丈夫な土台を入れてからかぶせ物をすればある程度治ります。

歯のヒビの治療
ヒビが深く入った場合の治療

Aヒビが根っこの深い位置に入った場合は、一度歯を抜いてヒビを補強剤で埋めて、また元に戻す治療(再植術)をします。ただ、再植しても寿命が短くなることも多いです。(再植できない時もあります)

ただ、ヒビが深い場合の多くは残念ながら抜歯になってしまうことが多いです。
ヒビを拡大鏡(マイクロスコープ)を使って治療すると治る確率があがりますので、どうしても抜きたくない方にはおすすめの治療です。

マイクロスコープ
▲マイクロスコープは12倍に拡大できます

⇒ マイクロスコープについて
詳しくはこちら

 

原因4: 歯ぎしりなど歯に強い力がかかった場合

歯と骨の間には歯根膜というクッションがあるのですが、歯ぎしりや食いしばりのように歯に強い力がかかってしまうと、その力が歯を揺さぶり、歯根膜が引っ張られてしまい、歯根膜に負担がかかった状態になります。
そんな時に歯を押すと痛みを感じることがあります。

歯根膜

● 治療法

歯ぎしりがひどい場合は、マウスピースを作ります。
マウスピースによって、歯に直接かかる力を抑えたり、分散したりでき、歯根膜に与える力を減らしていきます。

食いしばりの場合は、自分でしっかり意識して食いしばりをしないようにすることが大切です。

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