神経を抜いた歯が痛い原因と治療法・対処方法|医療法人真摯会 クローバー歯科・まつもと歯科

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20. 神経を抜いた歯が痛い

歯の神経を抜いたのに痛いことがありますよね。なんで神経を抜いたのに痛いのか不思議ですよね!

女性

歯の神経を抜いてしまえば、当然ですが歯自体の痛みは絶対になくなります

ところが、

  • 神経を抜いた歯が
  • ● 押すと痛い
  • ● 噛むと痛い
  • ● うずく

なんてことはよくあります。

それなのに痛むのは理由があります。
その理由をご説明しますね。

まず正式な名前は歯髄(しずい)と言います。

歯の神経=歯髄

そして、歯髄の中には本当に神経も通ってるし、血管も通ってます。

歯髄、神経、血管
という感じです。

ですので、神経(歯髄)を抜いた歯というのは、歯の中から、神経だけでなく血管もなくなってるんです。 血管の中には白血球などの免疫細胞があり、ばい菌をやっつけています。

ですので、神経(歯髄)を抜いてしまうと、歯の中から免疫細胞がいなくなり、歯の中にばい菌が入って来てもやっつけることができずに、感染して炎症を起こしてしまうんです。

そうやって歯の内部に起こった炎症は根っこの先っぽから骨の中に進んで行きます。

炎症は、根っこの先っぽから歯根膜へと進んで行き、さらに歯槽骨まで拡がってしまいます。

特に、根っこの先っぽに膿がたまる(根尖病巣)ことが多いです。この膿みによって、痛みが出てしまうんです!

ここで、下図をご覧下さい。根っこの先っぽに膿がたまっています!

根尖病巣
▲神経を抜いた歯が感染して、根っこの先っぽに膿がたまった様子

根尖病巣
▲神経が死んだ歯が感染して、根っこの先っぽに膿がたまった様子

膿がたまって、骨の中にこもってしまうと激痛を起こすこともあります。
この炎症は早めに治療をされてください!

理由は、
@炎症が進んでしまうほど、治療の期間や回数、治療費が増えてしまうこと、
A自然には治らず、放っておくと歯を抜かないといけなくなること、
Bばい菌が血管を通じて全身にまわってしまうこと
などです。

● 治療法

歯の根っこの先にたまってる膿を出すことが先決です。膿を出したら、根っこの内部を清掃して消毒して、内部にいるばい菌を除去します。
ばい菌がいなくなったら、根っこの管の中に薬をつめてから、再びかぶせ物をします。

歯の根っこの治療

根っこの治療は「根管治療」と言いますが、この治療は簡単ではなく、専門の歯科医院でないと中々キレイに治りません。必ず、根管治療が得意な歯科医院で治療を受けられてください。

下記に、根管治療が得意な歯科医院をあげています。

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