更年期で歯が痛い原因と治療法・対処方法|医療法人真摯会 クローバー歯科・まつもと歯科

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26. 更年期で歯が痛い

更年期の方で歯が痛むことはよくあります。厳密には痛みやすくなると言ってもいいです。
主には女性ホルモン(エストロゲン)の低下によるホルモンバランスの乱れによるものです。

年齢によるエストロゲンの推移

女性ホルモン(エストロゲン)は、「女性らしさ」の大元のホルモンです。
女性らしい身体のラインを作ったり、乳房を発達させたり、骨の量をふやしたり、身体にうるおいをもたらしたりしています。
そんなホルモンが減るわけですから、お口の中にも色んな症状が起こるのです。

女性ホルモンの働き
▲ エストロゲンの働き

一番多い症状は、エストロゲンの減少による骨密度の低下(骨そしょう症)がすすみ、骨を破壊してしまい、歯周病(更年期歯周病)になることです。

骨そしょう症で骨の密度が下がってしまった骨
▲ 骨そしょう症で骨の密度が下がってしまった骨

歯周病の進行
▲ 骨密度が下がると、歯周病も進行しやすくなります

(基本的に歯周病は統計的には男性より女性の方が多く罹患してしまいます。)

また、慢性剥離はくり 性歯肉炎と言って、歯ぐきの表面が赤く光ってきて、薄皮がはがれてヒリヒリ痛む病気にもなりやすいです。

また、ホルモンの低下によって心身ともにストレスがたまりやすくなりますが、その影響はお口の中にも出ます。
唾液の量が減ってお口の中が乾くドライマウス、それに伴う口臭、舌がひりひりする舌痛症、味覚が変化する味覚異常などが起こり得ます。
唾液が減ると虫歯にもなりやすくなります。(唾液の中に虫歯菌をやっつける免疫細胞がいるからです)

ドライマウスが与える影響

ドライマウスの症状

歯周病や虫歯の場合は、更年期の方に適切な診断ができる歯科医師の元で治療を受ければ大丈夫ですのでご安心ください。

歯周病の治し方はこちらをご覧くださいね。

虫歯の治し方はこちらをご覧くださいね。

また、更年期の方の場合、歯が原因じゃなくて歯が痛む場合もたくさんあります。
詳しくご説明します。

歯以外が原因で、歯が痛む場合

この痛みを「非歯原性歯痛(ひしげんせいしつう)」と言います!

更年期の方に多いとされています。また、歯と歯以外の両方に原因がある方もおられます。

歯科医院によっては、診断を誤ってしまい、歯が原因じゃないのに、歯を削ったり、神経を取ったり、最悪抜歯をすることもあります。

しっかり原因を見極める能力のある歯科医院を選ぶことが非常に大切です。

⇒大きく8つの原因が考えられます

⇒ 8つのどれにもあてはまらない方はこちら

原因1: 関連痛

痛みを感じると、その痛みは脳に伝えられます。

そして、神経と神経が近接してる場合ですと、歯が原因ではないのに、勘違いを起こしてしまい、歯が痛いように感じるのです。脳と神経が関連する痛みとも言えます。

関連痛

原因2: 筋肉の痛み

噛むための筋肉が炎症を起こして痛みが出ると、歯が痛くなって抜いて欲しいという事で歯科医院に来られる方もいます。

歯をレントゲンや視診、触診等でいくらていねいに診察しても歯に異常が見られないのに、患者さんが歯の痛みを疑う場合は、この筋肉の痛みが考えられます。

専門用語で、「筋・筋膜性歯痛」と言います。

筋・筋膜性歯痛

治療としては、患部を温めたり、マッサージをしたり、ストレスを減らしたり、姿勢を治すなどの生活習慣の改善を目指すことになります。

原因3: 神経そのものが障害されてる場合

1の関連痛では、歯以外の場所が痛いのに歯が痛く感じましたが、痛みを伝える神経そのものが障害を受けた結果、歯が痛むように感じるという病気です。

「神経障害性疼痛」と言います。

その内、最も多いのが「三叉神経痛」です。三叉神経は、上アゴや下アゴの神経にダイレクトにつながっていますので、ここが血管に圧迫されるなど障害を受けると歯に激しい痛みを起こします。

痛くて顔を洗えない、ひげそりができないなどの症状が出ます。

治療法としては、薬物療法や神経ブロックなどの方法がありますが、口腔外科や脳神経外科等へ紹介することが多いです。

三叉神経痛

原因4: 頭痛

頭痛の中でも群発頭痛と呼ばれる頭痛があります。

群発頭痛は1日に何度か1時間くらい起きます。この頭痛は特に歯痛と間違えられやすく、間違えられる確率は11%もあります。間違えられると、歯を抜かれてしまったり、歯の神経を取られてしまったりします。

なので、慎重な診断が必要になります。

治療法は、脳神経外科に紹介することになります。

群発頭痛

原因5: 上顎洞に炎症がある場合

上顎洞は、頭蓋骨の中の鼻の横にある空洞です。ここが風邪などで炎症を起こすと、奥歯が痛むことがあります。これを、上顎洞性歯痛と言います。

この場合、通常は左右の片方の奥歯が痛みます。

治療法は、原因をしっかり診断して見極めて、上顎洞炎の治療をすることになります。

歯科医院だけで治らない場合は、耳鼻科にも手伝ってもらうことになります。

上顎洞

原因6: 心臓に病気がある場合

心筋梗塞や、狭心症、心内膜炎などがある場合、歯に痛みを及ぼすことがあります。

原因7: 神経血管性歯痛

頭痛、特に片頭痛の時に起こる歯が痛いと感じる現象です。

歯髄炎という、歯の神経の炎症と痛みが似てるため、判別が難しいです。

原因8: 精神的なことや社会心理的なことが原因の場合

不安やストレスを感じたり、うつになったり、統合失調症などの精神的な疾患が元で歯に痛みが出ることがあります。

この様に、歯が痛い原因はたくさんあります。
適切な診断を歯科医院で受けて、確実に治すことが、歯の寿命の延長につながります。
早めに歯科医院で診てもらってくださいね。

不安やストレス
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