親知らずを抜歯する方は多くおられますし、虫歯や歯周病などで歯を抜かなければならない方もおられます。または、歯並びの矯正治療のために健康な歯であっても抜歯が必要な方もおられます。
いざ抜歯となった場合に、費用がどれくらいかかるのか、保険がきくのか気になると思います。
「親知らずを抜くことになったけど料金はいくらかかるの?」
「抜歯に保険はきくの?」
このような疑問にお答えします。
抜歯の処置の費用には保険がききます。保険診療を行っている一般歯科の歯医者でしたら、どこで抜歯の処置を受けても似たような金額で治療が可能で、殆ど違いはありません。親知らずの場合は生え方や神経に近いなどの状態によって大変抜きにくい場合がありますので、保険で定められている費用も変わってきます。
親知らずが斜めや横向きに生えている場合は、正常に生えている場合と比べて治療費が高くなります。また、抜歯の際に親知らずを割る必要がある症例では手術費用が高くなります。
抜歯の際に当院で実際にかかる費用は以下の通りです。別途初診料や再診料、検査のためのレントゲン代、お薬代などがかかりますので、目安にしてください。
1. 前歯、小臼歯は155点(3割負担で470円)
2. 奥歯は265点(3割負担で800円)
3. 親知らずなど抜きにくい歯は475点(3割負担で1430円)
4. 真横になって骨の中に埋まってる親知らずは1174点(3割負担で3520円)
これに初診料あるいは再診料や、レントゲン代、麻酔代、薬代などがかかってきます。
そのため、上記金額に1000円から2700円くらい余分にかかってきます。
(ただ、この金額は1本ごとではなく、1回ごとです。)
抜歯には保険がききますのでご安心ください。
保険診療は通常かかった費用の3割分を患者さん・7割を保険者(健康保険組合など)が負担しております。
また、抜歯の際の痛みにも最大限の配慮をしています。麻酔の注射を痛みの出ない方法で行い、麻酔が確実に効いている間は患者さんは痛みを感じることはありません。
当院では抜歯が痛くないように、痛みを抑えるための様々な方法をとっています。⇒ 抜歯が痛くない理由
そして、抜いた後に歯を補うために入れ歯、ブリッジ、インプラント等の治療をする必要がありますが、その治療法についてもわかりやすい説明を行っていますので、お気軽にご相談下さい。
難抜歯症例、智歯(親知らず)抜歯はCT撮影を行なうことがあります。保険適用では16歳以上でないと智歯抜歯が出来ません。
保険証をお持ちの方の抜歯の費用は以下のようになります。
1. 前歯、小臼歯は155点(3割負担で470円)
2. 奥歯は265点(3割負担で800円)
3. 親知らずなど抜きにくい歯は475点(3割負担で1430円)
4. 真横になって骨の中に埋まってる親知らずは1174点(3割負担で3520円)
これに、初診料あるいは再診料や、レントゲン代、麻酔代、薬代などがかかってきます。
そのため、上記金額に1000円から2700円くらい余分にかかってきます。
(ただ、この金額は1本ごとではなく、1回ごとです。)
《 出典 》社会保険歯科診療報酬点数早見表(日本歯科大学 校友会)
保険証がない場合は、保険診療を行うことが出来ませんので自費診療となり、10割の負担になります。金額は以下のようになります。
1. 前歯、小臼歯は1550円
2. 奥歯は2650円
3. 親知らずなど抜きにくい歯は4750円
4. 真横になって骨の中に埋まってる親知らずは11740円
これに初診料あるいは再診料や、レントゲン代、麻酔代、薬代などがかかってきます。
そのため、上記金額に3000円から9000円くらい余分にかかってきます。
(ただ、この金額は1本ごとではなく、1回ごとです。)
それでも宜しければ抜くことはできますが、歯を抜いた後の治療についても保険がきかないとなると自費治療になって、費用がかさんでしまいます。
ただ、もし歯を抜いた後で、インプラントやセラミックのブリッジや、自費の入れ歯をご希望であれば、自費診療は保険が効きませんので、保険証が無くても全然問題はありません。
《 出典 》お口の110番 保険証やその他の証書のこと(佐賀県歯科医師会)
また、セラミックや金は歯の治療材料として一般的に使用されているため、これらを使った治療費は医療費控除の対象になります。
抜歯後の治療方法についてはどうぞご相談くださいね。
難抜歯症例、智歯(親知らず)抜歯はCT撮影を行なうことがあります。保険適用では16歳以上でないと智歯抜歯が出来ません。
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