抜歯の後で顔が内出血を起こして紫色になることがあります。
これは、 歯を抜く際に、毛細血管が傷ついてしまって起こります。
内出血した血液が皮下組織の中に貯まってしまい、青あざになるのです。
特に、歯が骨の中に埋もれてて、歯ぐきを切ったり剥がしたりした時に起きやすいです。
細心の注意を持って歯ぐきを扱えば、毛細血管を傷つける可能性が下がります。
私どもは抜歯や歯周病の手術の後で、内出血が起こりにくい様、手術の正確性に努めています。
内出血による青あざができた時にどうすれば良いかと言うと、結論は日にちを待つ事になります。
普通は1〜3週間で何もしなくても治りますので、その間だけ格好悪いですけど、基本的にご心配は要りません。
ただ、いつまで経っても治らなかったり、あるいは痛みや腫れが酷い場合は歯科医院でご相談くださいね。
抜歯後に起こるあざは、抜歯後するに出るわけではありません。抜歯後1〜2日経ったころに頬から顎あたりに青あざができることがあり、 首のあたりまで広がることもありますので、いざ出来ると驚かれると思います。
この青あざは抜歯による一過性の皮下出血班で、痛みは起こらず、すぐに何か処置をしなければならないわけでもありません。 内出血は2〜4週間ほどで吸収されて消えていきますので、気になるとは思いますが、マスクで隠すなどしていただければと思います。
《 出典 》親知らず(智歯)Q&A(神奈川県歯科医師会)
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