抜歯のリスクはあるの?|医療法人真摯会

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6. 抜歯にリスクはあるの?

抜歯の処置には、抜く歯の位置や状態によって難易度が違い、様々なリスクが伴いますので、ご説明します。

抜歯の処置中のリスク1:麻酔によるショック

麻酔

抜歯の際の麻酔によるショック症状が起こるリスクは、可能性は低いですがまれにあります。
麻酔でショック症状が起こる原因は3つ考えられます。

1: 麻酔薬自体のアレルギー

2: 麻酔薬に含まれてるアドレナリンという血管収縮薬に対するアレルギー

3: 精神的な要因

一番多いのは、3の精神的な要因です。
抜歯が怖いという恐怖心や、歯科医師が抜歯の器具を患者さんに見せたり、注射の針を見せたり、不注意な発言によって精神的に恐怖を感じさせてしまったところに、アドレナリンを注射することによって、ショック状態になるのです。

これは歯科医師やスタッフが自分たちの言動に対して注意を怠らず、患者さんに恐怖心を起こさないように工夫をしていれば防げることです。

抜歯の処置中のリスク2:抜歯の最中の急激な血圧上昇

心電図

急激な血圧上昇の原因

1:患者さんが極度に緊張している

緊張が元々強い患者さんには、事前の抜歯のご説明(痛くなく抜けるとか、どのくらい時間がかかるとか)をしっかりと行ったり、患者さんを安心させる様な雰囲気を作る必要があります

歯科恐怖症の患者さんの場合は、笑気麻酔を併用するなど、リラックスして抜歯の処置を受けていただけるようにします。

※笑気麻酔はクリニックによって対応していない医院もございます。事前にお問い合わせください。

2:抜歯に時間がかかってしまった

抜歯する歯の根が曲がっていると、すんなりと抜歯することが出来ず、処置に時間がかかります。普通に抜歯においては、抜歯が得意でない歯科医師が抜歯を行う場合、時間もかかりますし、身体にも負担がかかります。
そうなると、患者さんは強いストレスを感じてしまい、血圧が上がって出血の原因になることがあります

⇒ 上手な抜歯のやり方はこちら

抜歯の処置中のリスク3:抜歯の際に骨の神経を傷つけてしまう

下顎親知らずの抜歯

特に下アゴの親知らずを抜く時に起こり得ます
抜歯の際に神経を傷つけてしまうということは、親知らずと骨の神経の距離が近い時やくっついてる時などに確率は低いですが起こり得ます。
ただ、その場合は事前に歯科医師から説明がありますので実際にはあまり心配は要りません。

《 出典 》症例検討会 下顎智歯の抜歯って怖い!!下歯槽神経麻痺(東 京歯科大学千葉病院)

抜歯の処置のリスク4:抜歯の際に上顎洞を傷つけて穴を開けてしまう

上アゴの第一大臼歯や親知らずを抜くときに起こり得ます。

抜歯すると上顎洞に傷をつける可能性があるということは、レントゲンやCTの検査をすれば事前にわかります。もし、穴を開けてしまったら、抜歯後鼻血が出たり、最もひどい時は上顎洞が感染してしまい、上顎洞炎になることもあります。

歯の名前
上顎洞

歯科医師は解剖学的な知識をしっかり勉強したうえで、非常に慎重に抜歯を行います。事前の検査でこのようなリスクの可能性があるとわかった場合は、こうしたリスクに対する対策が万全である大学病院をご紹介します。

難抜歯症例、智歯(親知らず)抜歯はCT撮影を行なうことがあります。保険適用では16歳以上でないと智歯抜歯が出来ません。

悪い歯を抜歯しないことによるリスク

永久歯は一度失ったらもう生えてきません。そのため歯を失いたくないという思いは誰しもおもちです。しかし歯を残すことが出来ず、抜歯しなければならない程悪くなった歯を抜歯せずにいることでもリスクがあります。

歯科医師が抜歯をおすすめする場合は、抜歯しないとお口全体に悪い影響を与え、将来他の歯にも問題が起こることが考えられるケースです。虫歯や歯周病などの理由で抜歯しなくてはならないにもかかわらず、どうしても抜きたくないというご要望で歯を残したままにすると、周囲の歯まで悪くなることがあります。

《 出典 》歯を抜いた後に注意したいこと(豊橋市歯科医師会)

そのため、歯を失った場合に、その歯の機能を回復させるための治療方法も含め、歯科医と良くご相談の上、ご判断いただきたいと思います。

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