虫歯が痛い|医療法人真摯会 クローバー歯科・まつもと歯科

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10.虫歯が痛い

虫歯が痛いのはつらいですよね。ここでは、虫歯が痛い時にどういう診断を受けて、どんな治療をするのが一番良いのか、わかりやすくご説明しますね。 まず、虫歯には下図のように4つの段階があります。

虫歯C1〜C4

そして虫歯の痛みが出るのは、C2とC3です。

C1は、小さい虫歯で、痛みは出ないです。
C2は、中くらいの虫歯で、しみる、甘いもので痛い、などの症状が出ます。
C3は、大きな虫歯で、うずく、ズキズキする、場合によっては激痛が起こって寝れないとか、頭痛がすることもあります。

歯科医院で診断を受ける時に一番注意することは、C2とC3を絶対に間違わない歯科医院を選ぶ事です。
歯科医師によっては、必ずしも虫歯治療が得意とはかぎりません。
そんな歯科医師に診断を受けるとC2をC3と勘違いされることが実際にたまにあります。
C3は虫歯が神経まで届いてしまってる場合で、その場合は神経を取らないといけませんが、C2では取る必要はありません。
歯の神経を取ると歯の寿命が短くなってしまいます。

ですので、歯科医院選びは、必ず虫歯治療が得意な医院で受けて下さいね!

具体的な治し方

中くらいの大きさの虫歯(C2)は、麻酔をして虫歯を取って、詰め物をする治療になります。

問題なのは、大きな虫歯(C3)の場合です。
C3は、たいていの場合、虫歯が神経に届いてしまってるので、神経をとらないといけない場合が多いです。(ただ、当院ではなるべく神経は取らない様にしています)

C3の一般的な治療法について詳しくご説明します。

C3の治療法:虫歯が歯の神経まで進んでいる場合(歯髄炎)

C3は虫歯が歯の神経まで行ってしまってる場合で、かなり痛みます。

虫歯C1〜C4

虫歯が歯の神経まで行くと、神経が虫歯のばい菌によって強い炎症を起こします。
そして、かなり強い痛み(ズキズキ、どっくんどっくんetc)が出てうずきます。
痛み止めも効きにくくなります。

虫歯が歯の神経まで進んでいる場合

●治療法

通常、虫歯の痛みには段階がありますが、虫歯が歯の神経まで行ってしまうと、かなり痛みます。
この場合は、歯の神経を取り除く治療をしないといけません。神経を取ってしまえば痛みはすぐに収まります。

⇒(注意)ただし、歯の神経はなるべく取らない方が良いので、当院ではなるべく神経を残すよう努力をしています。

具体的な治療法

@まず、痛んでる歯に麻酔をします。
当院では麻酔は痛くなくできます。痛くない理由はこちら

A麻酔がしっかり効いたら、虫歯を削って取り、その後歯の神経を針のような器具を使って取ります。
麻酔がしっかり効いてるので痛みは全くありません。

根の治療

B神経を取り終わったら、歯の内部に消毒の薬を入れて、ふたをして1回目の治療は終わりです。

C歯の神経を取った後に、一旦炎症が起きますが、それが1〜2週間で収まったら神経の代わりになる薬を詰めます。

歯の根に薬を詰める
▲白く写ってるのが、神経の代わりになる薬です。

 

●当院の麻酔が痛くない理由

1:麻酔の注射の針を刺す時の痛みをなくす

何と言っても、針を刺す時の痛みを防ぐことが大事です。

●超極細の針を使っている
⇒針が超細いので、お口の中に刺した時にもわかりにくい。

●痛みを感じる細胞(痛点)の少ない箇所に最初に打つ
⇒痛点が少ないので痛みにくいです。

●針を刺す瞬間は、歯ぐきの粘膜を太鼓の革のように、ピンと張って針が一気に歯ぐきに入るようにする。
⇒このようにすると針を刺したことがわからず、患者さんには、「最近の麻酔は注射じゃないんですか?」と聞かれることも多いです。

治療風景

2:麻酔薬を注入するときの痛みをなくす

治療風景

麻酔薬は液体なので温度が低いのですが、注入する時に温度が低いと、体が冷たく感じてしまうと同時に痛く感じてしまう原因となります。

当院ではあらかじめ麻酔薬を体温くらいに温めて注入しますので、患者様は気付かれませんので、痛みも感じません。

それと、内部への注入のスピードもかなりゆっくりしています。急いで注入すると、圧を感じてしまい痛くなってしまいます。

当院では、1滴を1秒くらいのゆっくりとしたスピードで行う事で、注入の存在自体に気付かれません。

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