虫歯の治療で歯医者に通うのは、忙しい方にとっては中々大変ですよね。
そんな場合、虫歯を一気に治す方法があります。ご紹介しますね。
1:中くらい以下の大きさの虫歯が4〜5本ある場合
a: 直接詰める事ができる場合
虫歯の大きさが中くらい以下の場合は、直接その場で樹脂で詰めますので1回で終わります。(神経も取らなくて良いです。)
具体的なやり方ですが、診療の予約時間を長めに取り、一気に治療します。
虫歯が左右や上下に渡ってる場合でも治療は可能です。保険も効きます。
ただ、麻酔を左右上下に一度にした場合は、麻酔が切れるまで麻酔によるしびれでお口の中全体に感覚がなくなり気持ち悪さが治療後2時間程度続きます。
▲ ぎりぎり直接詰める事ができた場合
▲ 前歯は大半が直接詰めることができます
b: 直接詰める事ができない場合
虫歯の大きさ自体は中くらいでも、奥歯の歯と歯の間にある虫歯を直接詰めて治すことは適切ではありません。
虫歯を取り除いた後で型取りをし、技工士さんが詰め物を作って、後日それを歯にSETするのがベストな治療です。
ですので、虫歯を取り除く治療は1回でできますが、詰め物を入れるのは次回になり、治療回数は2回必要になります。保険も効きます。
2:中くらい以下の大きさの虫歯(C1〜C2)が6本以上ある場合
a: 直接詰める事ができる場合
虫歯の大きさが中くらい以下の場合は、直接その場で樹脂で詰めることができます。(神経も取らなくて良いです。)
ただ、6本以上虫歯がある場合は一度に治療すること自体はできますが、患者さんご自身がしんどい為、お薦めはしてないです。
せめて2回に分けて治療することをお勧めしています。
その場合は保険が効きます。
具体的なやり方ですが、診療の予約時間を長めに取り、一気に治療します。
それを2回します。
虫歯が左右や上下に渡ってる場合でも治療は可能です。
保険も効きます。
ただ、麻酔を左右上下に一度にした場合は、麻酔が切れるまで麻酔によるしびれでお口の中全体に感覚がなくなり気持ち悪さが治療後2時間程度続きます。
b: 直接詰める事ができない場合
虫歯の大きさ自体は中くらいでも、奥歯の歯と歯の間にある虫歯を直接詰めて治すことは適切ではありません。
虫歯を取り除いた後で型取りをし、技工士さんが詰め物を作って、後日それを歯にSETするのがベストな治療です。
ですので、虫歯を取り除く治療は1回でできますが、詰め物を入れるのは次回になり、治療回数は2回必要になります。
保険も効きます。
ただ、6本以上虫歯がある場合は一度に治療すること自体はできますが、患者さんご自身がしんどい為、お薦めはしてないです。
せめて3回に分けて治療することをお勧めしています。
その場合は保険が効きます。
ただ、どうしてもせめて2回で治療を終わらせたいというご希望の方の場合は、医科の麻酔科医によって静脈から点滴麻酔をしたうえで、2回で治すことができます。
そうすれば、一気にできますが、この場合は自費治療になってしまいます。
点滴麻酔による一気の治療について、
⇒ 詳しくはこちら3:大きい虫歯(C3)がある場合
大きい虫歯はC3と言って、虫歯が神経まで行ってしまってることが多いです。神経は取らない方が良いので、なるべく取らない様に治療してますが、神経を取る治療になってしまうと、1回で治療を終わらせる事はできないです。
ただ、神経を取るという治療自体は、1回で複数本あっても可能です。(ただ、3本以下程度)
この様に、当院ではなるべく患者さんのご希望に沿える様治療しています。ただ、医学的に適切でない場合は1回の治療は行ってないです。
虫歯のお悩みを解決してくれる